ねばならない

たいこらんどを通して今後自分自身がどうしていきたいかを考えることがあります。

0歳からのお子さんを対象としているので、初めは親御さんが決めて通い始めることが多い教室です。0歳だった子が1歳・2歳・・・9歳.10歳になり、自分でこれがやりたいあれがやりたいと興味のあることもたくさん増えてきます。サッカーや水泳、ファッションやお友だちのこと、ゲームetc….。宿題やお手伝いなど、やらなくてはいけないこともありますね。もちろんその「ねばならない」ことが好きなこととイコールになると良いです。

嬉しいことに、たいこらんどっ子のほとんど(直接聞いてはないのですが多分ほとんど)が「楽器を練習しなくてはいけない」ではなく「楽器を練習したい」と思ってレッスンに通ってきています。私が常に思っているのは、音楽教室ですが音楽以外のこともしっかり学べる場所にしたいという点です。

例えば学校で嫌なことがあったり、心配なことがある時に、たいこらんどに来ると元気が出るとか、今週は練習があまり出来なかったけど、嬉しいことがあったから話しに来るとか、そんな日がたまにはあっても良いと思うのです。そして少し楽器を触って、帰る頃には笑顔が戻る。また練習しようかな、という気になる、それって大切なことです。

いわゆる王道のピアノの教本を進めていくのも大切ですが、好きな曲を楽しく弾けたら良いなとも思います。今ですと、アナと雪の女王の「Let it go」や「雪だるまつくろう」、妖怪ウォッチの曲などのリクエストが多いです。何でも自分で探してくるところが偉いです。やりたいという気持ちが大切。

中には、今のレベルからすると、少し難易度の高いクラシックのピアノ曲を弾いてみたいという子もいます。好きな曲の威力はすごいですね。それだけ練習もします。そして弾きあげてしまいますから、子どもたちに秘められた無限の能力にワクワクさせられるわけです。

クラスで合唱の伴奏を任せられることもあるでしょう。一定のテンポで弾かないとみんなが歌えなかったり、音量のバランスだったり、音色だったり、実際身をもって体験すると、とても集中して気を付けられるようになります。

知識詰め込み型の塾ではなく、人と人との交流の場となる教室を皆さんと一緒に作っていきたいです。条件が合わずに入会しなくても、1度でもたいこらんどのレッスンを受けたことがある人はたいこらんどっ子ですし、理由があって辞めてしまった人も、ずっとずっとたいこらんどっ子です。

私がお誕生日カードを送ると「まさか貰えるとは思いませんでした。とても喜んでいます。」写真付きでメールをくださった方もいらっしゃいました。教室の前を通ると手を振ってくれる親子もいます。じっと中の様子を見ている子もいます。さて、今日もこれからどんな楽しいことが起こるでしょうか。