ピアノ教室とは違います

たいこらんどは、本物の楽器、生演奏を使った授業をしており、それぞれ音楽の専門家が講師をしています。ただ楽器が弾けるようになるとか、音符が読めるようになるという教室では無く、自らやって見たいと言える積極性や、こうした方が良いんじゃ無いかと言うアイディア等、それぞれの存在を大切にしています。

正直言ってピアノを教えるだけの方が簡単です。

小さい子には伝えるための言い方や工夫がありますが、それでも音楽のこと、楽譜のこと、読み方、弾き方、表現の仕方は専門ですから、順を追ってやっていけばこうなっていくであろう姿は見当がつきます。まだ左右の区別がつかない子でも、左右がわかるのが当たり前だと大人が思わなければ、ゆっくりと教えていくことができます。

ただ、そういう知識詰め込み型の方法だと、楽しくない・・・これが1番の問題です。

実際問題、幼少期から地獄のような特訓をして音大に入った人はたくさんいます。お母さんがつきっきりで付き合い(監視され、というような言い方をする子が多い)、1日3、4時間の練習をする。1日足りとも間を開けてはいけないから、旅行は1泊。

(朝、練習してから出かけ、次の日帰宅してから練習できるため)私自身はの小さい時は、そんなに練習するような生活ではなく、ただピアノが好きで先生が好きで通っていた感じです、週2回のレッスンも全く苦痛でなかったのもそのためだと思います。

高校生になって、打楽器で音大受験を目指すと決めた時は、1日8時間以上練習していました。辛いこともありましたけど、まあ好きでやっていた感じです。 話が逸れましたが、音楽を通して学ぶことはたくさんあります。楽譜が読めるようになるというような机上のことは置いておいて、空間や時間など見えないものを認識する能力や、周りと波長をあわせたり、呼吸を合わせたりすること。言葉の始まりと煽りを丁寧に処理する力、緊張感。答えのないものを表現するからこそ、自分の意見を言い合えあるし、互いに認め合うことができるのではないでしょうか。

繰り返しになりますが、1曲弾けるようにさせるのは簡単です。指の形、動かし方、この部分のメロディーと伴奏のバランス、右手はこの位左手この位。この音の長さ。こう歌って、ここで小さく。

でも、私たちは2曲目にそれが応用できるような教え方をしていかなくてはならないのです。全然違うタイプの3曲目、4曲目にも積み重ねて対応できるような感性を育てていかなくてはならないのです。

完成を急ぎすぎて、基礎地盤のないマンションのようになっては困ります。