すべてが子どもの自然な動作の延長にプログラムされていますので、無理強いすることなく「出来ること」が増えていく、それが<たいこらんど>の授業です。<たいこらんど>は、「見る」「聴く」「触れる」音楽なので、無理に動かなくても十分参加でき、自然に音楽に対する興味を増し「聴く力」が身につきます。ですから、1歳に満たない小さいお子さまでも参加できます。音を聴いて体を動かすこと(即時反応)は、集中力を高め「聴く力」を育てます。そして、グループ授業の中でのお友達との関わり合いの中で、他人を思いやる優しい心を育てます。何回も何回も同じことを繰り返す中で、「できること」が増えていきます。お子さんの毎回の表情の変化を見逃さず、一緒に楽しまれてください。ママが楽しい!が子どもたちの楽しい!に繋がります。
ぬいぐるみや帽子などを使って音楽で遊びます。
教室の中で生演奏を聴くことで感性が育ち、自由に創造しながら遊びを見つけます。子どもの聴きやすい音を使ったそれぞれの動物のテーマ曲を、初めの音で聞き分ける耳・集中力も身に付きます。音楽の与え方も「うさぎ」「ぞう」といった名詞的なものからショパンの「小犬のワルツ」やサン・サーンスの「白鳥」などクラシックの名曲も楽しめるようにプログラムされています。
打楽器やベルを使って音あてや音階を学びます。
たいこらんどで使用している楽器は全て本物。本革が張ってある太鼓はその日の気候によって音が変わります。また、トライアングルなどもプロのオーケストラで使用するレベルの楽器を触らせています。
絵本が好きな子というのは感受性豊かで、表現力に幅がうまれます。
家でお父さんやお母さんとゆっくり本を読むのとはまた違ったおもしろさを<たいこらんど>では味わいます。ピアノや打楽器による効果音がその絵本の魅力を引き出し、また音楽効果により、対象月齢より少し難しいレベルの本も集中して聞いていられるようになります。
体力をつける、順番を守る、など、お友だちとの関わり方を学ぶ時間でもあります。季節の曲を聴きながら、テンポよくフラフープをジャンプしましょう。
ピアノの音が鳴っている間は動いて、音が止まったら同時に止まるといったことを繰り返し行う(指示行動といいます)ことで集中力を高め、聴く力を育てます。
「わらべうた」や「手遊び歌」を親子で楽しむことは心の安定につながります。
対象 |
生後8ヶ月〜3歳の親子 8ヶ月〜2歳5ヶ月:Cクラス 2歳6ヶ月〜3歳11ヶ月:Dクラス |
授業回数 |
C・Dクラス:月3回 ※ご希望の月よりご入会いただけます(月謝制) |
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授業時間 | 1回50分(教室の入れ替え時間を含みます) | 授業料 | 月額10,000円(税別) |
入会金 | 10,000円(税別) | 教材費 | — |
上が高い・下が低い・右が高い・左が低いという大人の感覚では当たり前に思うことも、子どもたちにとっては難しいものです。そもそも左右がはっきりしません。数も1・2・3・・と数えられても、1番目、2つ、3個ずつ等と言い方が変わると「?」の連続。無理矢理覚えるのではなく1つずつ丁寧に体を使って理解していきます。また五線マットを使うことによって、楽譜の仕組みを知ります。
4枚の色紙(カラーボード)を使い、視覚的に拍子を捉えていきます。ピアノの音に合わせて赤・白・黄・青と叩けるようになったら、赤(1拍目)だけ、白と青(2拍目と4拍目)などと打たない色を指示していきます。1つの作業をしながら、次の指示を聞く力が身に付きます。お友だちと交互に打つなど、アンサンブル能力も育ちます。
スカーフを使って風を表現したりスカートやマントにしたり、お花やリボンを作ったり。1枚の布が様々なものに変化します。優しい風から台風に急変したり、大きくなったり小さくなったり。音楽を表現する時にイメージを持つことはとても大切。静かに座って先生に言われた通りのことをやるのも大切ですが、音楽から湧き出る力を感じ取って自由に表現します。答えのないものを創り出すことは、人間力を育てます。
対象 |
3歳(年少)、4歳、5歳のお子さま 3歳(年少):Eクラス 4歳(年中):Fクラス 5歳(年長):Gクラス |
開講月 | 4月、10月 ※途中入会も可能です |
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授業回数 |
月3回(月謝制) 1回50分(教室の入れ替え時間を含みます) |
授業料 | 月額8,000円(税別) |
入会金 | 10,000円(税別) | 教材費 | 教室でお尋ねください |
娘がたいこらんどに通わせていただくようになったのは、生後8ヶ月になった頃からでした。気がつけばもう、約4年もお世話になっています。当時は、人見知り・場所見知りが激しい時期で、教室に入ると、本当によく泣いていました。でも不思議と、ピアノの曲が始まると、ピタッと泣き止む事も多かったです。今思うと、あれが娘の『集中力』と『聴く力』の始まりだったのかな?と思っています。
娘は1歳半の時、「パパ おしごと いったね」と三語を話すような子でした。言葉が早かった理由は、色々な音や話し言葉を集中して聞き、真似をして音を出したり、おしゃべりしたりしていたからだと思うのですが、それはきっと、たいこらんどで聞く、色々な楽器の音や、ピアノの素敵な演奏、先生の歌声などから耳が養われていたのではないかと思っています。娘は今でももちろん、歌や音楽が大好きです。創造力を働かせながら、自分で作った歌詞なども加えて踊ったりもしています。最初は、『泣き止み聞く』だけだった娘が、いつの間にか、たいこらんどで多くの感性を引き出してもらっていました。まだまだ4歳…。これからたいこらんどを通じてどんな成長を見せてくれるか楽しみです。
人見知りな息子は入ったばかりの頃、教室に入るだけで泣いて私にべったりでした。それでも授業が始まると、フラフープを使った電車ごっこが大好きで楽しんでいる様子でした。授業に通ううち、元気にお返事したり「このマラカスがいい」と自己主張できるようになり、人間的にも成長したと思います。イヤイヤ期には見学しているだけの時もありましたが、先生方が温かく接してくださり感謝しています。音楽への反応も良くなり、一回聴いただけの曲を息子がちゃんと覚えていたのには驚きました。先生方は子供達の様子をよく見ていて、その都度きちんと応えてくれますし、いつも子供達への熱意を感じています。ピアノや様々な楽器のきれいな音色に触れられて毎回親子で楽しんでいます。